親が残してくれた山の土地。
私はほとんど放置してしまっています。
幼馴染でもそんな人が沢山います。
買ってくれる人もなく、毎年固定資産税を持っていかれる悲しい現実。
少し前に新しい法律ができて調べてみましたが、どこもジャングル状態で境界線も分からないし隣がちゃんと相続しているかも分かりません。
ですが、一つだけ遊び場にしている山があります。
草刈りや木を切ったり大変ですが、
野菜を植えたり、のんびりボーとしたり。
山で食べるご飯は格別です。
ある日、一緒に管理してくれている友人に
私「ここでキャンプしたらお金も掛からないし、いいかも!」
と、提案しました。
友人「イヤ、やらない。ここじゃイヤ」
と、拒否されてしまいました。
これは一人でもやるしかないと決断し、
自分の山ソロキャンプを決行しました。
テントを張り、夕食作り、少し暗くなってきたので晩餐を楽しんでおりましたか。
突然、隣の林からガザゴソ…ガサガサ…
なんかいる!
怖さのあまり酔っ払ってしまおうとお酒を流し込みます。
ガサガサ!ガサッ…ガサガサ!
どんどん音が増えてきます。
多分何かの動物がたくさんいるようです。
もうお酒を飲んだし車できたので帰る事もできません。
音の数は時間と共に増え、カラスや青鳩かフクロウか分からないのも、スゴい声で鳴き始めました。
怖い!怖すぎます。
焚き火をしているので、こっちには来ないだろう。でも、火を消したら…
なるべく火を消さないように頑張りますが、
先ほどお酒も効いて、眠気が強くなってきました。
限界。眠いし怖い。
これは寝袋に入って即寝するしかありません。
翌日、明け方に何事もなく目覚めました。
雲が幻想的な空間を造り昨晩の事は夢だったかの様でした。
もう二度とここには泊まらない。
そう決めて早々と帰宅しました。
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