お金の話し


私が子供の頃はお金の話しをするのは、いやらしく、投資をする人はギャンブラーの様に感じていた。
当初NTT株が売り出されたとニュースになり、
親に買わないのかと冗談交じりに聞いたが、
身の丈に合わない負債を抱えていた父親は憤慨した。
この時、お金の話しはタブーであると心に刻んだ。

社会となり給与を受け取ると中古のスポーツカーを頭金にする友人が多く、私もまたその一人だった。
貯金をするのは、まだ少数派だったと思う。

車は年を重ねる毎にグレードアップするのが必然であり、
この頃カーレースに興味を持ち始めた私は、お金と速さは比例関係にあると、高額なロータリーエンジン車に乗りもした。
その車はやはり速く、3速で180km/hもでた、しかし細かなコーナーでは楽しくない。
お金にも限度があると感じ始め、段々と気持ちは薄れた。
しばらくすると山や自然に触れる楽しみを知り、ちょっと荷物が積めるコンパクトかーに変える事となった。

この頃、ネットショッピングをするようになり、楽天銀行の全組織であるイーバンクに口座を持った。
その後、数年すると楽天銀行に変わった。
ライブドアや楽天、ある新興宗教まで同じ様に捉え、仮想通貨の話しを聞き、何を信用していいのか分からない時代だった。
信頼はしていなかったが、お小遣いと勉強と思いに、ビットフライヤーに口座開設をしたが、買いのタイミングが分からず、そのまま口座を閉じてしまった。
アベノミクスが始まり、気が付けば85円/$になった頃、楽天銀行で外貨預金が簡単にできる事を知り、お小遣いを投資してみた。
会社経営している人が為替差損益の話しをしているのが目立ってきた。
しばらくすると、110円/$となり、全て円に戻した。
利益は2カ月分のお小遣い程度で、もっと投資しておけばと少々後悔が過った。
またしばらく経つと、楽天証券がある事を知り、
直ぐに口座を作り、銘柄を考えたが決断までには時間が掛かった。
しかし、ここまで楽天に肩入れしている私ならば、楽天株しかないと考え、余剰金の全てを投資した。
結果は惨敗であった。
損切りの勇気が持てず、何を思ったかクレジットカードやスマホまで楽天にする楽天エコノミストになっていた。
その後、ひっそりと全株を売却した。

お金の話しはまだ続く。
引っ越しを行い銀行に手続きを行いに行くと、
行員「資金運用されてみては?」
私「今の利率では…お断りします」
断ったが確かに何の投資もしないのは、この時代如何なものかと。
NISAもある事だし、もう一度勉強し直した。
結果、私にはリスクが少ない長期型が良いかと、積立NISAの安全性が高い信託をする事とした。
金額もお小遣いのほんの一部。これで満足しよう…

数年すると、積立は利益薄であるが、想像通りとなっていた。
若干不満を感じる。
先ずは宝くじを買ったが、結果を待つ間はモヤモヤし、今流行りのAIと相談してみた。
結果としてはひと月分のお小遣いをNISAの国内AI関連に投資信託し、短期で売ること。
早速実行に移した結果、数日後にはランチ代ぐらいの利益を見込める様になった。
引き際をどうしようか思案中である。

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